日産 セレナに自動ブレーキ標準のハイウェイスター Sエディションを追加

ハイウェイスター Sエディション
ハイウェイスター Sエディション

日産自動車は2015年11月25日、ミニバンのセレナに新グレード「ハイウェイスターSエディション」を追加し、合わせて従来からの「20S」にエマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)を標準装備として、同日より全国一斉に発売すると発表した。

ミニバンのセレナは広い室内空間と使い勝手の良さに加えて、万一の際に衝突を回避もしくは衝突時の被害を低減するエマージェンシーブレーキや、あるいは意図せず車線を逸脱しそうになった際にドライバーに注意を喚起するLDW(車線逸脱警報)などの先進安全装備が好評を得ている。

追加された新グレードのハイウェイスターSエディションは、今回自動ブレーキを標準装備した20Sをベースに、スタイリッシュなフォルムのハイウェイスター専用エクステリアを採用。さらに人気装備の助手席側ワンタッチオートスライドドアやプッシュエンジンスターター、UVカット率約99%のスーパーUVカットガラス(フロントドア)を装備し、高い利便性と快適性を備えながら、2WD車の本体価格を230万円台に設定した。

セレナに搭載されているエマージェンシーブレーキはフロントカメラで前方の車両や歩行者を検知し、衝突の可能性が高まるとメーター内の警告灯やブザーによりドライバーに回避操作を促すもの。万一ドライバーが安全に減速できなかった場合には、自動的に緊急ブレーキを作動させて衝突を回避、または衝突時の被害や傷害を軽減するシステムだ。

またLDWはフロントカメラによりレーンマーカーを検知し、意図せずに走行車線から逸脱しそうな場合にメーター内の警告灯とブザーで注意を喚起して、クルマを車線内走行に戻す操作を促す。これらの先進安全技術の優れた性能が平成27年度の予防安全性能評価において認められ、最高評価となる「先進安全車プラス(ASV+)」を獲得している。

なお今回、20Sにエマージェンシーブレーキを標準装備したことによって、セレナは全グレードが自動ブレーキ標準装備となった。
SERENA_02

ライダー Sエディション
ライダー Sエディション

また、日産自動車の関連会社であるオーテックジャパンでは、セレナの新グレード追加・一部仕様変更に合わせて、カスタムカーの「ライダー」シリーズに新グレード「ライダーSエディション」を追加するとともに、福祉車両のライフケアビークル(LV)シリーズを一部仕様変更し、11月25日より発売した。

新グレードのライダーSエディションは、ハイウェイスターSエディションと同様に20Sをベースに、ライダー専用のエクステリアとインテリアを採用したほか、エマージェンシーブレーキやLDWを標準装備。またプッシュエンジンスターターやインテリジェントキー、助手席側のワンタッチオートスライドドアなどの利便性を向上させるアイテムを標準装備しながら、車両本体価格を273万5640円(2WD車)としている。

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