日産自動車は2025年10月16日、車中泊などに適した多用途ワゴン「キャラバン MYROOM」を一部仕様向上し、12月15日から発売すると発表した。
「キャラバン MYROOM」は、日常生活の中で非日常を感じ、自然に触れて安らげる空間で過ごしたい人たちに向け、自分のお気に入りの部屋をそそままの車内空間とすることで、リラックスすることができるクルマとして開発した、これまでにない新たなカテゴリーのクルマだ。
今回の仕様向上では、ボディカラーは好評のサンドベージュ/ホワイト 2トーンに加え、モノトーンを新たに設定したほか、外気温の影響を抑えて快適な室内環境で車中泊を楽しむことができるように、「キャラバン MYROOM」専用の断熱材をGRANDプレミアムGX MYROOMに標準設定した。
ボディにはアルミシートの断熱材を採用、ルーフ部にはアルミシートに加え、ウレタンシートも追加し、遮熱性だけでなく遮音性も向上。これにより、雨天時の車中泊でもルーフへの雨音を軽減し、車内での時間を快適に過ごすことができる。
その他、全グレードに寒冷地仕様を標準装備とするとともに、最上級グレードのGRANDプレミアムGX MYROOMには、車内カーテン、ウッドブラインド、ロールスクリーンを標準装備としている。
また、従来より後席と車中泊用ベッドの表皮に採用していた、ヘリンボーン生地を使用したMYROOMフロントシートカバーをGRANDプレミアムGX MYROOMにオプション設定している。フロントシートへこのカバーを装着することで、車内全体の雰囲気に統一感が生まれ、MYROOMの世界観をより強く演出することができる。
さらに、「キャラバン」の一部仕様向上に合わせて、先行車発進お知らせ、タイヤ空気圧警報システム、「コンフォートフラッシャー」や、ガソリン・モデルには「インテリジェント クルーズコントロール」などの長距離走行向けの安心・安全・快適装備を、「キャラバン MYROOM」にも設定している。
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