日産自動車は2016年1月26日、ビジネスモデルのNV350キャラバンの一部仕様を向上し、小型貨物車4ナンバーバンクラスでは初めてエマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)を採用したグレードを追加設定した。なお発売は2月23日からとなる。
NV350キャラバンは2012年6月の発売以来、堂々として存在感のあるデザイン、広くて使い勝手の良い荷室空間、従来の商用車にはない先進装備が高い評価を得ている。今回の一部仕様向上では、その主要グレードにクラス初となる自動ブレーキとVDC(ビークルダイナミクスコントロール)、ヒルスタートアシストを搭載した「エマージェンシーブレーキパッケージ」を新たに設定し、安全性を向上させた。
また新色となるダークブルーを新たに採用したほか、GX系グレードの一部及びEXパックにもホワイトを設定し、顧客の要望により広く対応できるカラーバリエーションとした。
なお、日産自動車の関連会社であるオーテックジャパンでは、NV350キャラバンの一部仕様向上に合わせて、カスタムカーである「ライダー」シリーズと、「ライフケアビークル(LV)」シリーズを一部仕様向上し、同じく2月23日より発売する。