2014年11月26日、日産自動車は「NV200タクシー」を、2015年6月下旬から全国一斉に発売すると発表した。
NV200タクシーは、多目的商用車「NV200(日本名:NV200バネット)」を基に開発した新世代タクシーで、「NV200タクシー」と同様のモデルは、すでにアメリカ・ニューヨークにて、次世代イエローキャブとして活躍している。
ワゴンタイプならではの広々とした室内空間と荷室スペース、スムーズな乗り降りが可能な大きなドア開口部など、これまでのセダンタイプのタクシーとは異なったキャラクターを持つ。新設計のシートやサスペンションの最適化によって、乗り心地も従来のセダンタクシー並みの快適性を実現している。
オートスライドドアやオートステップなどを標準採用しながら、車両価格はこれまでのセダンタクシーと同等レベル。ガソリンとLPGの両方の燃料が使用でき、経済性と航続距離の向上を実現する「LPGバイフューエルシステム」搭載車も設定されている。