2013年12月3日、日産は軽商用車の新型「NV100クリッパー」、「NT100クリッパー」、ワゴンタイプとして新設定された「NV100クリッパー リオ」を同日から発売すると発表した。
「NV100 クリッパー」、「NT100 クリッパー」はスズキのOEM車だが、2003年の新発売以来、日産唯一の軽商用車として発売されてきた。今回発売された新型「NV100 クリッパー」、「NT100 クリッパー」は、いずれも低燃費と、小回り性能、使い勝手の良さをアピールポイントとしている。
新型「NV100 クリッパー」は、大幅に改善された燃費・環境性能を備え、3AT車は「平成27年度燃費基準」を達成し、「平成19年基準排出ガス75%低減レベル」認定と合わせて、「環境対応車普及促進税制」による減税措置に適合し、自動車取得税と自動車重量税が50%減税される。
新型「NT100 クリッパー」は、ショートホイールベースの採用により最少回転半径3.6mを実現、悪路での走破性能も向上させている。全モデルが「平成27年度燃費基準」を達成し、クラストップの低燃費も実現。安全装備・利便性を充実され、リモートコントロールエントリーシステム、カラードドアミラー/カラードドアハンドル、助手席SRSエアバックシステム、ABS、ワーキングランプ等の装備を標準とした「GX」グレードを新設定した。
そして、今回から「クリッパー」シリーズに再設定された「NV100 クリッパー リオ」は、レジャーなど幅広いシーンで使用できるワンボックスタイプのワゴンだ。キセノンヘッドランプ、両側オートスライドドアなどを装備することで使い勝手の良さを高めつつ、上級仕様とすることで、広くて快適な室内空間としている。