日産は2021年10月7日、オーテックジャパンが開発したオーテックブランドのコンパクト・クロスオーバー「ノート オーテック クロスオーバー」を新設定し、発売を開始した。
オーテックは、日産車のカスタマイズ、特別仕様車などの開発、製造を担当しているが、今回発売する「ノート オーテック クロスオーバー」は、コンパクトカーの「ノート」をベースに、オーテックブランドのコンセプト「プレミアムスポーティ」と、SUVの機能やスタイルを融合させたコンパクトクロスオーバーモデルだ。
エクステリアは、オーテック共通の表現であるドットパターンのフロントグリルや、オーテック専用のブルーに光るシグネチャーLED、メタル調フィニッシュのドアミラーなどを採用。
また専用サスペンションやタイヤの大径化により地上高を25mm拡長し、不整地や雪道などでの走行性能を向上させている。クロスオーバーSUVを強調するため、専用デザインのサイドシル・プロテクターやホイールアーチガーニッシュ、ルーフモール、専用デザインのアルミホイールを装備している。
一方、車高アップを実施しながらも、ロングドライブやワインディングロードなどさまざまな場面でリニア感のあるスポーティさ、余裕や安定感を感じられる走り味を実現するため、スプリングやショックアブソーバー、パワーステアリングに専用のチューニングすることで一味違うテイストに仕上げている。
インテリアは、柔らかな手触りのレザレットのシート地や、鮮やかな木目が特徴的な高級材、紫檀(シタン)の柄のインストルメントパネルを採用。キャビン全体はブラック基調とし、上質さと機能的な雰囲気を演出している。
ボディカラーは、「オーロラフレアブルーパール」に「スーパーブラック」のルーフを組み合わせた2トーンカラー、「ミッドナイトブラック」をオーテックシリーズ専用カラーとして、また、「プレミアムホライズンオレンジ」に「ステルスグレー」のルーフを組み合わせた2トーンカラーを「オーテック クロスオーバー」専用カラーとして設定。全8色のカラーがラインアップされている。