2015年4月2日、日産は、2015ニューヨーク国際オートショーで、今年の夏頃に発売予定の2016年モデルとなる新型「マキシマ」を発表した。
マキシマはアメリカ市場における日産のフラッグシップで、最先端技術を搭載した8代目のマキシマは、卓越した走り、最新のデザインを誇り、アメリカ・ミッドサイズのセダンセグメントに新基準を打ち立てる4ドア・スポーツカーとして革新的なモデルだ。
搭載する新型3.5L・V6型エンジンは、前モデルのエンジンに対して約6割の部品を新規に採用し、燃費は15%向上させている。
新型マキシマはスカイラインGTに続いて1.2GPa級の高成形性超高張力鋼板の採用ににより乗り心地やハンドリングを向上させている。この新ボディはねじれ剛性を25%向上させ約37kgの軽量化を果たしているという。
エクステリアは、スポーツセダン・コンセプトに基づき、セグメントとしては画期的なワイド&ロー4のスポーティーなプロポーションを実現。更に、Vモーショングリル、ブーメランシェイプのランプ、フローティングルーフなど最新の日産・デザインを表現している。
インテリアは、ダッシュボード、コンソールのレイアウト、ドライバー側を向いたコンソール上のディスプレィコマンダーが、スポーティさを感じさせる。また素材や仕上げにこだわった作り込みによりセグメントにふさわしいプレミアム感を表現している。
また安全システム、ドライバー支援システムもフルに設定。タイヤは18、19インチサイズでUS仕様のためオールシーズンタイヤを標準装備している。
この新型マキシマはテネシー州のスマーナ工場で生産され、アメリカ市場で夏頃から2016年モデルとして発売される予定だ。