2015年2月27日、日産は電気自動車e-NV200をベースにした「究極のスマートバーベキューカー」プロジェクトに関して新たな取り組みを開始したと発表した。
今回発表されたのは、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」を用いて、「究極のスマートバーベキューカ―」プロジェクトへの出資者を募るというもの。日産では電気自動車のさらなる認知・普及のために、「究極のスマートバーベキューカ―」開発プロジェクトを進めているが、今回は現状の車両をさらに改良し、夢のバーベキュー機能を強化することを目的に個人からの出資を募ることなった。国内自動車メーカーとして自動車造りにクラウドファンディングを活用する取り組みは、初めてのこととなる。
なお「究極のスマートバーベキューカ―」には、スイッチ1つですぐにバーベキューを始められる電気グリル、冷蔵庫、シンク付きキッチン、調理道具、生ゴミ処理機といったアイテムを搭載。さらに今回の出資者募集で集まった金額によって、超音波とアロマの効果で野外でも蚊を寄せつけない「蚊バリア」、ミストシャワーの効果により車両周辺の温度を下げ快適性を高める機能などを追加する予定だ。