2015年3月3日、日産はジュネーブショーにおいてハッチバックコンセプト「スウェイ」を世界初公開した。
スウェイは日産が欧州ハッチバック市場に新たな方向性を提案するコンセプトカーで、「キャシュカイ」や「ジューク」で培った斬新な発想を、コンパクトハッチバックセグメントに初採用したモデルとなる。
外観は「Vモーション」モチーフを施したグリルなど、最新の日産デザインの特徴的要素が取り入れられている。フロントにはブーメラン型ヘッドランプも採用され、シャープな印象となっている。
フローティングルーフには、パノラマグラスルーフを採用することで、車内で広々とした開放感が味わえる。ドアは観音開き仕様を採用し、剛性を確保しながら乗降性を高めている。
ダッシュボードデザインは、2013年東京モーターショーに出展されていた「IDx」に採用されていた「グライディングウィング」形状をさらに進化。ドアノブはアルミ構造材の一部としてデザインされ、ステアリングホイールにはアルミを採用している。スウェイのスペックは全長4010mm、全幅1780mm、全高1385mm、ホイールベース2570mmとアナウンスされている。