日産 在庫車の登録を一時停止

日産自動車は国土交通省の指摘により、車両製造の最終工程となっている完成検査工程において一部不備が判明したため、2017年9月29日から国内における軽自動車を除く、日産車の販売会社在庫の登録手続きを一時停止する決定をした。

具体的には、日産の事業所(追浜工場、栃木工場、日産自動車九州)、日産車体(株)および日産車体九州(株)で行なわれる、車両製造の最終工程となっている完成検査工程において、実際にすべての項目の検査は実施されていたが、一部の項目で社内の規定によって認定された検査員が実施をしていなかった、というもの。現在は問題の工程も規定通りに是正され、通常通り生産及び登録手続きが行われている。

対象となっている在庫車両については再検査を実施して、順次登録手続きを再開する予定となっている。すでに登録された車両については、再検査の方法などが確定次第、対象となるユーザーに連絡をする、としている。さらにこの事態がなぜ起こったのか、第三者を含むチームによる調査を進める予定とのことだ。

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