2015年4月20日、日産は4月20日から開幕した上海モーターショーでインフィニティ「Q70L Bespoke(ビスポーク)エディション」を披露し、このコンセプトカーに採用されている匠による工芸手法を量産モデルにも採用する可能性を示した。 「Q70L ビスポークエディション」は、今回中国で初披露となる大型ラグジュアリークーペの「Q80インスピレーション」、次期スカイライン・クーペとされるプレミアム・スポーツクーペ「Q60コンセプト」のラグジュアリーで精巧なインテリアデザインを踏襲。細部にまで技巧を凝らしたキャビンは、贅沢な室内空間そのものだ。
Q70Lはベース車のQ70(フーガ)のホイールベースを150㎜延長したロングモデルで、シーマに相当するモデルだ。後部座席の足元空間を拡大し、リヤシートはより深みと広さを実感できる、プレミアムな乗り心地となっている。全てのシートにクッション性のある贅沢なキルティングや、柔らかく滑らかな人工皮革ウルトラスエード、上質な手触りのサドルレザーを採用した最上級仕様と位置付けられる。これらの装備、仕上げはオーナーの好みに応じたデザインとし、職人による手加工で仕上げられるため、ビスポークという名称が使用されている。