日産自動車と三菱自動車、タイで販売金融サービスを共同提供

日産自動車のタイの販売金融子会社である日産リーシング(タイランド)と、三菱自動車のタイ現地法人ミツビシ・モーターズ・タイランドは、2017年7月25日、タイで三菱自動車を購入するユーザー向けに販売金融サービスブランド「ミツ・リーシング」を立ち上げたと発表した。

今回の協業では、日産リーシング(タイランド)社が、日産ディーラー向けの既存の金融サービスとは別に、タイの三菱自動車ディーラー向けに「ミツ・リーシング」として卸売および小売の金融サービス・商品の提供を行う。三菱自動車はタイで「ミツ」の愛称で親しまれていて、これがネーミングの由来となっている。このミツ・リーシングは、今月からタイ市場向けに提供開始する予定とのことだ。

日産リーシング社 アンドリュー・メイアー社長
「新しい金融サービスのミツ・リーシングの立ち上げは大きな進展です。日産と三菱自動車の新たなグローバルアライアンスでは技術開発、プラットフォームの共通化、生産拠点の共用などがすでに計画されていますが、今回の発表は三菱自動車との新たな提携における重要なマイルストーンのひとつとなります」

ミツビシ・モーターズ・タイライン 一寸木 守一社長兼CEO
「豊富な選択肢と競争力の高い金融サービスを提供することで、当社のディーラーとお客さまに新たな価値をもたらすことでしょう」

今回の協業は、6月5日に開始を発表したオーストラリア、ニュージーランド、カナダにおける三菱車向け販売金融サービスに続くもの。両社は金融サービス分野においてさらなるシナジー創出を目指していく予定だ。

COTY
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