日産の1月度生産・販売・輸出実績は引き続き好調を維持

日産自動車株式会社は2017年2月27日、2017年1月度の生産・販売・輸出実績の速報値を発表した。

まず生産だが、グローバル生産は46万2056台と対前年同月比で+5.7%となっている。これは12カ月連続で前年実績を上回る数値で、1月としての過去最高も記録している。そのうち国内生産は9万6909台(同+48.1%)と6カ月連続で前年実績を上回っているが、海外生産は36万5147台(同-1.8%)と前年同月を下回っている。

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販売については、グローバル販売が44万9780台(同+0.8%)と6カ月連続で前年実績を上回り、1月としての過去最高を記録。軽自動車を含む国内販売は5万5838台(同+10.6%)と3カ月連続で前年実績を上回った。そのうち国内登録は4万1013台(同+30.0%)と大幅に伸びているが、軽自動車は1万3815台(同-24.0%)とこちらは大幅なマイナスとなっている。

また海外販売は39万3942台(同-0.4%)とわずかに前年実績を下回っているが、米国では11万2319台を販売。これは前年同月比で+6.2%となる数字で、1月としての過去最高となっている。また欧州では5万9821台(同+13.6%)を販売している。

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日本からの輸出は5万862台(同+53.4%)という大幅な伸びを記録。9カ月連続で前年実績を上回った。

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その好調さを受けて日産は、2017年度に新卒・中途を合わせ前年度に対し38%アップの390名増となる、1420名の採用を計画している。とくに技術系・技能系の採用を増やすことでインテリジェント・モビリティの実現を加速させるとともに、生産台数増加や技能継承への対応を進めていく予定だ。

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