日産自動車株式会社は2017年2月9日、2016 年度第3四半期の決算を発表した。
日産の社長兼最高経営責任者のカルロス ゴーン氏
「2016年度は第3四半期累計で5032億円の営業利益を確保し、売上高は8 兆2600億円、売上高営業利益率は6.1 %となりました。引き続き為替変動の逆風にさらされているものの、当社は通期予測を達成する自信があります。前年同期と同様の為替レートを前提にした場合、営業利益は前年比30.1%増の7646億円に達し、売上高営業利益率は8.1%となります。米国、中国、および西欧の堅調な販売に加え、継続的なコスト管理の徹底とアライアンス戦略によるシナジー効果が会社の底力をさらに押し上げています」とコメントしている。
なお2016年通期での見通しについては、売上高は11兆8000億円を、営業利益は7100億円を、そして経常利益は8000億円、純利益は5250億円を予想している。