日産自動車のCSRにおける社会的責任が高く評価され、DJSIのワールドインデックスに

日産自動車株式会社は2016年9月28日、本年の「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)」における「ワールド・インデックス」の構成銘柄に、日産が日系自動車会社として唯一選定されたと発表した。

このDJSIというのは、サスティナビリティの分野における企業のパフォーマンスを評価する指標のことで、日産はこれまで、DJSIのアジアパシフィック・インデックスに7年連続で選定されている。

今回、日産の環境行動計画『日産・グリーンプログラム2016』の中で、電気自動車リーフの開発から生産工程における排出ガス削減などといった問題に対し、全社をあげて取り組んできたことが評価され、2016年のワールド・インデックスに選定された。

日産の専務執行役員であり、チーフサステナビリティオフィサーである川口均氏は「今回のワールド・インデックス選定を機に、世界でもっとも持続可能な企業のひとつとなるべく、環境、社会、ガバナンス、すべての領域においてさらに取り組みを継続してゆきます」と述べている。

用語解説:サステナビリティ
サステナビリティとはもともと持続可能性を意味する言葉だが、企業の活動分野で使われる場合には、企業が経済的成長を続けていく中で、CSR(経済/環境/社会)において企業が果たすべき社会的責任、という意味となる。今回の日産の発表は、日産が社会的責任を果たしながら経済活動を行なっているということを外部組織が認めた、というものとなる。

ページのトップに戻る