【北米日産】北米で人気のローグにPHEVが出る その正体はあのOEM

日産自動車の子会社である北米日産は2025年11月17日、アメリカ市場で日産として初となるPHEV「ローグ プラグインハイブリッド」を発表した。

このモデルは11月21日~30日まで開催されるロサンゼルスオートショーで一般公開され、2026年初頭に発売する予定だ。なおこのPHEVモデルは三菱自動車「アウトランダーPHEV」のOEMモデルである。

ボディサイズは全長4710mm、全幅1912mm、全高1740mm、ホイールベース2705mm、車重は上位グレードの「プラチナム」で2155kg。フロントグリル、リヤパネルなどは日産独自のデザインとしているが、ボディサイズなどはアウトランダーPHEVとほぼ共通だ。もちろんリヤにもモーターを搭載するインテリジェント4WDとなっている。走行モードはノーマル、パワー、エコ、ターマック、グラベル、スノー、マッドから選択することが可能。

ローグ プラグインハイブリッドは、2基の電気モーターと外部充電が可能な容量20kWhのリチウムイオン・バッテリー、2.4Lの直列4気筒ガソリンエンジンを組み合わせたハイブリッドパワートレインを搭載している。

バッテリー電力のみで走るEV走行距離は約61km、総合航続可能距離は約676km(EPA推定総走行距離)となっている。

インテリアは機能性と快適性を融合させ、ダッシュボードやドアアームレストにはソフトタッチ素材を使用し、フロントドアガラスには遮音性を高めるアコースティック・ラミネートガラスが採用されている。プラチナムグレードには本革シートやドアイルミネーション、アルミ削り出しのシフトセレクターパネルが装備される。

シートは、7人乗りの3列シートレイアウトを採用。2列目シートはスライド、リクライニング、前倒しが可能。リヤドアが70度まで開くなど、3列目シートへのアクセスも容易になっている。3列目シートの格納時には荷室にゴルフバッグを4個収納することができ、パワーテールゲートが標準装備されている背の高い室内には、マウンテンバイクも楽に積載が可能。

また運転支援システムはアメリカ仕様の「ProPILOT Assist 1.1」が標準装備されている。

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