【日産】参加してみませんか?自動運転の実証実験一般モニターの募集開始 10/31まで

日産自動車、BOLDLY、プレミア・エイド、京浜急行電鉄は2025年10月3日、横浜市で25年度に実施する自動運転モビリティサービスの実証実験の詳細を発表した。これにあわせて実証実験の開始のための、一般モニターの募集を開始した。

この実証実験は、横浜市のみなとみらい・桜木町・関内を含む市街地エリアで11月27日から約2か月にわたり実施される。実証には、4社と横浜市が協力し、「セレナ」をベースとした安全員が同乗するレベル2のシステムをベースにした自動運転車両(システムとしてはレベル4自動運転対応)の運行に必要な遠隔監視のための専用管制室を、みなとみらい地区の「PLOT48」に設置し、実際の配車サービスを通じて、将来必要となる運用体制の課題抽出、およびサービスエコシステムの構築を行なうことを目的としている。

「セレナ」ベースの車両は、カメラ16個、LiDAR6個、ミリ波レーダーは9個搭載してフュージョン制御を行なうようになっており、システム的には自動運転レベル4(無人運転)が可能だが、今回は乗客を乗せるため、安全員が同乗するレベル2で運行し、万が一の場合には遠隔操作で走行をコントロールできるようにしている。

遠隔監視のための専用管制室では複数台の車両の運行状況を見守ることができるようになっている。

運用は、乗車専用のアプリを使ってオンデマンド予約を実施。指定した乗降ポイントに来る車両のスライドドアに設定された2次元コードをアプリで読み取って車両の認証を行ない、車両に乗り込むという方式だ。

【各社の役割】
・BOLDLY株式会社:自動運転サービスの遠隔監視を行なう監視システムの提供
・株式会社プレミア・エイド:監視システムを使用した乗客サポート業務
・京浜急行電鉄株式会社:交通事業者視点での運行・運用体制構築の支援
・日産自動車:実証の企画・運営主体、自動運転車両の提供と運行

【実証実験概要】
・運行エリア:みなとみらい/関内エリア
・実施期間:2025年11月27日(木)~2026年1月30日(金)※12月20日(土)~1月6日(火)は年末年始のため休止
・運行日:期間中の火曜日、水曜日、木曜日、金曜日(※年末年始休止期間を除く)
・運行時間:8:30~16:00
・乗車定員:3名
・運行台数:5台
・乗降地数:計26か所

【一般モニター募集要項】
・募集人数:約300名
・応募期間:2025年10月3日(金)~10月31日(金)
・応募方法:専用Webサイトより申込:https://www.easy-ride.com
・参加費:無料
・参加条件:事前説明会への参加、参加同意書への署名、アンケート調査への協力(応募時、実証実験期間中)

4社は、今回の実証の検証結果を活かし、2027年以降のサービス提供開始と遠隔監視設備を備えた自動運転レベル4システムによるドライバーレスによるモビリティサービスの提供に取り組むことで、地域社会の交通サービスの課題解決に貢献し、誰もが自由に移動できる新しい交通サービスの提供を目指すとしている。

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