【ABB FIAフォーミュラEシーズン11 】 第8戦、第9戦東京E-Prixを前に日産のホームレースについて意気込みを語る


2025 年 5 月 14 日日産は、東京で開催される ABB FIA フォーミュラ E 世界選手権シーズン 11の第 8 戦、第 9戦に先立ち、記者会見を行ない、TVゲームとコラボした特別なカラーリングのGEN 3evoマシンも披露した。

現在、ドライバーのオリバーローランドはシリーズランキング1位であり、マニュファクチャラーズランキングでも首位に立っている。とくに好調のローランドは、今季これまで7戦中3回優勝しており、5回の表彰台に登る活躍をしている。

東京で開催される第8戦、第9戦は今週末の5月17日(土)、18日(日)のダブルヘッダーで行なわれる。2.582 kmのストリートサーキットは、東京ビッグサイトを囲むようにコースが設定され、18 のコーナーがある。

また土曜日の第 8 戦は、ピットブーストが導入される3 回目のレースで、日産フォーミュラ E チームは、これまでピットブーストが導入されたジェッダ戦で 2 位、モナコ戦で 1 位を獲得している。

第 7 戦(土)と第 8戦(日)の予選は 10:20 に開始、決勝戦は 15:00 開始だ。

また、東京でのホームレースを記念して、日産フォーミュラ E チームはイラストレーター吉田 健太郎氏とのコラボレーションにより、初制作となるビデオゲーム「NISMO Electric Racer Tokyo」を発表。さらに、桜をテーマにした既存のデザインに同ゲームのユニークなビジュアルを反映した特別版の車両デザインを披露した。

日産フォーミュラ E のバイスプレジデント兼日産フォーミュラ E チームのマネージングダイレクターであるトマソ ヴォルペは

「昨年、好成績をあげた東京大会に再び参戦するのはチームにとって特別なことです。今回はホームでのダブルヘッダーとなるため、私たちにとって非常に意義深いイベントです。地元のチームとして、日本の素晴らしいファンの前でレースができることはもちろん、日産のトップマネジメントが応援に来てくれるこの重要な瞬間を迎えられることが嬉しいです。このレースはファンやドライバーのお気に入りになっています。昨年はポールポジションと 2 位を獲得した実績がありますが、コースレイアウトが改良されたのでさらに速いペースとなることでしょう。また、土曜日のピットブーストと日曜日の追加ラウンドは新たな課題となるでしょう。私たちの主な目標は、ポイントを獲得することです。今シーズン、5 回の表彰台を獲得した唯一のチームとして、さらに獲得回数を増やすために全力を尽くします」と語った。


ドライバーのオリバー・ローランドは

「今シーズンは好スタートを切り、ドライバーズランキングの首位を維持していますが、個々のレースに集中することは変わりません。シーズンの半分も済んでいないので、保守的になりすぎてはいけません。このコースのチャレンジや緊張感が大好きで、レイアウト変更によってさらに速いペースでドライブすると思います。週末の目標は、デュエルに参加して上位 5 位を狙い、確実にポイントを獲得することです。ホーム E-Prix でのサポートは素晴らしく、プレッシャーもありますが、それも力になります!」と語った。

■【シーズン11】レースレポート

★第1戦 サンパウロ
★第2戦 メキシコシティ
★第3戦 ジェッダ
★第4戦 ジェッダ
★第5戦マイアミ
★第6戦、第7戦モナコ

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