日産「フォーミュラE」に2026年まで長期参戦を決定

ABB FIAフォーミュラE選手権に日本の自動車メーカーとして唯一参戦する日産は、2021年3月24日に2025~2026年に開催されるシーズン12までチーム運営を担当する「e.dams」とともに参戦を継続すると発表しました。

日産はフォーミュラEに参戦し続けることで、日産が推進する電動化戦略のシンボルとして、フォーミュラE選手権に挑戦し続けることを改めて強調しています。

2026年までのフォーミュラE参戦を発表したアシュワニ・グプタ日産COO

日産は、2050年までに事業活動を含むクルマのライフサイクル全体のカーボンニュートラルを実現するため、2030年代の早期には主要市場に投入する新型車をすべて電動車両とすることを公表しています。

一方、フォーミュラEでは2022~2023年に開催されるシーズン9から「Gen3」と呼ばれる、より速くパワフルなマシンが導入される予定で、日産はより優れたEVを実現するためにこれらの先端マシンでEVの技術を磨いていきます。

日産の最高執行責任者のアシュワニ・グプタCOOは、「日産のクルマに対するビジョンは、移動手段という枠をはるかに超えたものです。コミュニティにおける人と人のつながりや移動のあり方を変え、持続可能な社会の実現に貢献する電気自動車(EV)をお届けすることを目指しています。日産にとってフォーミュラEは、ワクワク感を提供し、エネルギーや環境への貢献を再認識させるものです。次世代を担う若い世代を始め、より多くのお客さまに私たちのビジョンをお届けしていきます」と語っています。

現在参戦中の「日産e.dams」

日産はフォーミュラEへの参戦を開始した最初の2シーズンは、「フェーズ1:ロード・トゥ・トラック(市販車からレースカーへ)」という技術目標を掲げ、初の電気自動車「リーフ」の開発で得た経験をレーシングカーのパフォーマンス開発に活用。デビューシーズンで日産e.damsは予選で数々の記録を打ち立て、2シーズン目にはチーム選手権で2位となっています。

日産e.damsは現在シーズン7に参戦しており、シーズン9から導入される「Gen3」マシンを見据えて、「フェーズ2:トラック・トゥ・ロード(レースカーから市販車へ)」の取り組みに着手しています。

フォーミュラEは市販モデルの電動化と技術連携し、今後の電動化のシンボル的存在

日産のグローバルモータースポーツダイレクターのトマソ・ヴォルペは、「最初の2シーズンで素晴らしい結果を残した私たちにとって、今回フォーミュラEへの長期的な参戦を表明したことは、非常に重要なステップとなります。なぜなら私たちは、市販車の技術をレースカーに活用する『ロード・トゥ・トラック』のアプローチでフォーミュラEに参戦しました。そして今後、Gen3マシンでのレースまで参戦し続けることで、レースカーから市販車に技術をフィードバックする『トラック・トゥ・ロード』までの一連のサイクルを完成させることができるからです。フォーミュラEは、日産の電動化技術を世界中に示すだけでなく、より持続可能なモビリティを提供するという同社の取り組みを示す絶好の機会なのです」と語っています。

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