日産自動車は2019年7月26日、カーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」を沖縄県・石垣島にオープンしたと発表した。
事業概要
2018年1月にスタートした「NISSAN e-シェアモビ」は、日産のEVとe-POWERだけを使ったカーシェアリングサービスで、電気自動車ならではのドライビングの楽しさ、快適さを体験できる、電動化技術と先進運転支援技術、そして自動駐車機能などの知能化技術を気軽に体験できるシステムだ。
免許証がそのままIDカードとなり、15分単位から利用ができ、距離料金が追加発生しないこと、さらには清掃が毎日実施されていることなどで好評だ。
今回、石垣島でオープンするNISSAN e-シェアモビ・ステーションは「石垣市役所」、「石垣市真栄里」、「フサキビーチリゾート ホテル&ヴィラズ」の3か所で、市役所と真栄里には電気自動車の「日産リーフ」をそれぞれ1台、フサキビーチリゾートには、コンパクトカー「ノート e-POWER」を1台、計3台を配備する。
沖縄県では、2019年3月にオープンした名護市に続くステーションのオープンとなる。これからの観光シーズンに向け、主に石垣島を訪れる島外のユーザー向けサービスとなる。
なお、石垣島での運用は、現在、島内で電動バイクのシェアリング事業を展開するe-SHARE石垣(本社:石垣市字真栄里)と協力する。また日産は、今後、石垣島の「NISSAN e-シェアモビ」で使用する「日産リーフ」を、災害時の電力源となる移動型蓄電池として活用することなどを視野に入れ、石垣市と連携し、様々な電気自動車の可能性を検討していく予定だという。