NTTドコモは2019年7月12日、走行中のクルマの中高速データ通信を定額で制限なく利用できる、車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」を2019年9月10日から提供を開始すると発表した。
「docomo in Car Connect」は、移動中の車内でLTEの高速データ通信をTCU(通信モジュール)を通じてWi-Fiが利用できるというインターネット接続サービスだ。そのためスマートフォン、タブレット、ゲーム機、ノートパソコンなどで自由にインターネット接続できる。用途に合わせて、1日500円、30日1500円、365日1万2000円の3つの利用期間から選択できるのも特長だ。
データ通信量の上限や利用可能データ量超過による通信速度制限などがないので、動画や音楽、オンラインゲームなど、データ通信量の多いコンテンツを手軽に安心して楽しむことができる。
なお、このサービスの対応機器はパートナー企業から提供される。サービス開始当初は日産が9月に発売予定の新型「スカイライン」、パイオニアが2019年秋以降に発売予定の市販向けカーエレクトロニクス製品を購入すると利用可能になる。また、利用希望者はドコモの回線契約がない場合でも、「dアカウント」を登録・作成すれば誰でもこのサービスを利用できる。
【docomo in Car Connectの特長・申込み】
- データ通信量の上限や利用可能データ量超過による通信速度制限などがなく、定額で使い放題
- 利用目的に合わせて3つの期間から選択可能
[利用期間および料金(税抜)]
1日(24時間):500円
30日:1,500円
365日:12,000円 - 日本全国のLTEエリアで利用可能
- ドコモの回線契約のない人でも、dアカウントがあれば利用可能。さらにdポイントが貯められ、使用することもできる
- WEBの専用申込み画面で「dアカウント」を入力の上、必要事項を入力し申込む
- 利用方法は、申し込み画面で利用期間を選択し、事前に利用料金を支払う。利用料金を決済後、対応機器の操作により利用できる。なお、支払いはクレジットカード、またはdポイントを使用する
- 「スカイライン」でサービスを利用するには、日産が提供する「Nissa Connect」サービスへの加入が必要