日産自動車およびニッサン・モータース ポーツ・インターナショナルは2月9日、日産/ニスモの2019年のモータースポーツ活動を発表した。GT500の注目は平手晃平だろう。トヨタからの移籍でフレデリック・マコヴィッキ(仏)と組みクラフトスポーツ モチュールGT-Rで参戦する。
SUPER GT GT500
日産/ニスモは、SUPER GT GT500 クラスでの競争力強化とシリーズチャンピオン奪還を目標に掲げるシーズンになる。そのためチーム構成も一新した。
日産チームの総監督は、ニスモ最高執行責任者の松村基宏氏が新たに就任し、ニスモ常務執行役員の田中利和氏は NDDP RACING の監督となる。また、22 年間にわたって GT500 クラスに参戦し、3 度のシリーズチャンピオンと16勝を日産/ニスモにもたらした本山哲は、エグゼクティブアドバイザーとして松村総監督のサポート役を務める。また、千代勝正はインターコンチネンタルGTチャレンジのGT3に参戦。なお、長谷見昌弘氏はGT500チーム監督を退任し、ニスモ名誉顧問となった。
SUPER GT GT300
SUPER GT の GT300クラスには、GT3オフィシャルパートナーチームとしてGAINER から引き続き2台のNISSAN GT-R NISMO GT3(18 年モデル)が出場し、加えて、KONDO RACING が新規に1台エントリーずる。また、TOMEI SPORTS と新たに X WORKSも18 年モデルのGT-Rで出場する。さらにNILZZ Racing が15年モデルの GT-R で参戦。合計 6 台の NISSAN GT-R NISMO GT3 が出場する。