日産自動車は2018年7月27日、2018年6月度および2018年1月〜6月期の生産・販売・輸出実績を発表した。
【生産】
6月度のグローバル生産は前年実績を下回っている。国内生産・海外生産ともに減少傾向にあるが、中国では前年実績を上回り、6月としての過去最高を記録している。
また1〜6月期の累計生産も同じく、国内生産・海外生産ともに前年実績を下回っているが、中国では1〜6月期累計過去最高を記録した。
【販売】
グローバル販売は5ヶ月ぶりに前年実績を上回り、6月としての過去最高を記録している。その要因は好調な米国および中国での販売にある。軽自動車を含む国内販売は前年実績を下回っているが、戸国中国ので好調な販売がそれをカバーしている。また1〜6月期累計のグローバル販売は前年実績を下回っているが、リーフの販売は好調で前年実績を63.2%上回っている。
【輸出】
6月期の輸出、また1〜6月期累計輸出台数はともに前年実績を下回っている。
グローバルマーケティング&セールス担当副社長、ダニエレ・スキラッチ氏は
「日産自動車の目指す『ニッサン インテリジェント モビリティ』が、お客さまからの支持を受け、2018年1月〜6月は欧州で新型『リーフ』が電気自動車として販売ナンバーワン、日本では『ノート』が登録車として販売ナンバーワンとなりました。日産自動車はこの勢いを下期でのさらなる成長へと繋げていきます」
とコメントしている。