日産は、日産販売店舗に導入した人型ロボット「Pepper」に日産オリジナルのアプリケーションを搭載し、2015年12月17日から本格的に対応を開始したことを発表した。
日産は、「お客さまにもっと気軽にお店に足を運んでいただきたい」という想いをカタチにするため、Pepperを全国のレディー・ファーストショップの内100店舗に、2015年11月下旬から導入をスタート。このPepperは、吉本興業グループの「よしもとロボット研究所」と日産が共同開発したオリジナルのアプリを搭載しているのが特徴だ。
Pepperのオリジナル機能は、Pepper目線の商品紹介や、質問にPepperが面白おかしく答えるコミュニケーションアプリ「クルマで一問一答」、クルマや日産をモチーフにした早口言葉やノリツッコミが楽しい「日産オリジナルゲーム」、人を認識して自動追尾するなどPepperが自律移動する「ブンブンPepper(仮)」が用意されている。
また、遊びやゲームを通じて分かりやすく日産のクルマの装備や技術を知ってもらう機能や、顔認証機能や個々の反応を蓄積・分析する機能などを活用した最適なおもてなし対応を実現する機能を追加していく予定だという。
今回Pepperの本格運用がスタートした「レディー・ファーストショップ」は、女性や初めてクルマを購入する人に向けた店舗で、温かみのある店内に女性カーライフアドバイザーが在駐し、小さな子ども連れでも安心のキッズラウンジを用意するなど、これまでのディーラー店舗とは違ったフレンドリーな店舗作りが特徴だ。
なお、レディー・ファーストショップに導入されたPepperについて、分かりやすく解説した特設サイトもオープンしている。