2014年10月2日、日産は2日から開幕したパリ・モーターショーで、既報のヨーロッパ向け新型Cセグメント・ハッチバックの新型「パルサー」を正式発表した。またグローバルのサブブランドとして展開中のNISMOバージョンも勢揃いした。
新型パルサーは、ヨーロッパをメイン市場に、Cセグメントの日産・ブランドの商品として導入される。パリ・モーターショーではパワフルな1.6DIGターボエンジンを搭載したダイナミック性能の高いスポーティモデル「DIG-T 190」も世界初公開された。パルサーは後部座席の広い足元スペース、セグメント初となるアラウンドビューモニター、移動物検知機能、LEDヘッドランプ、エマージェンシーブレーキ、車線逸脱警報などの装備を備えている。
新型「パルサー」のエンジンは3タイプで、最もパワフルな1.6DIG-T型ターボエンジンは今回初公開となる。このエンジンは最大出力190psで、最上級グレードに搭載される。これ以外に1.2L直噴ターボ(115ps)、1.5L直噴ディーゼル(105ps/250Nm)がラインアップされる。
また、ハイパフォーマンス・ブランドのNISMOの名を冠した「パルサーNISMOコンセプト」も世界初公開された。これは新型「パルサー」が持つスポーティなキャラクターを強調し、NISMOによるエアロパーツを装備し、パフォーマンスの向上を表現したモデル。
NISMOモデルは、370Z NISMO、ジュークニスモRS、GT-R NISMO、前回の東京モーターショーに出展されたコンセプトカーのIDxフリーフロー、IDx NISMOもヨーロッパで初お披露目となっている。