1984年に創立されて今年で30周年を迎えた、NISMO(ニスモ)が、米国やヨーロッパで創立を祝うモータースポーツイベントなどを開催する。
創立から独自のモータースポーツ活動を通じて、日産の優れたハイパフォーマンスDNAを築き上げてきたニスモ。
9月17日に横浜・鶴見のニスモ本社で行なわれた30周年記念式典を皮切りに、18日にはアメリカで記者会見を実施し、9月22日にはニュルブルクリンクで新型ニスモロードカーのカスタマープレビュー、23日にはニスモ・ニュルブルクリンク・エクスペリエンスが開催される。
ニスモの宮谷正一・代表取締役社長は、創立30年にあたってこう語っている。
「今のニスモがあるのは、難波靖治初代社長をはじめとする諸先輩方の努力とその功績のおかげです。そしてファンの皆様、スポンサー様や協力各社の皆様に支えられて、ここまで成長することができました。これからも技術力を高め、勝つことにこだわりを持ち、あくなき挑戦マインドで、日産ブランド向上に貢献したいと考えています。2015年は17年ぶりにル・マン24時間レースのトップカテゴリーに参戦します。ファンの皆さんとともにこの新しい挑戦に全力で取り組みたいと思います」。
なおニスモでは現在、日産のル・マン参戦用LMP1マシン、NISSAN GT-R LM NISMOの製作中だ。