2013年8月2日、日産は、「NV200バネットタクシー LPGバイフューエル」を8月30日から追加発売すると発表した。「NV200バネット・タクシー」は2012年12月に発売され、ニューヨーク・タクシーのベースにもなっているが、今回のLPGバイフューエル化により、いっそう本格的にタクシー業界への進出を図る。
このLPGバイフューエル仕様は、「NV200バネットタクシー」にLPGバイフューエルシステムを搭載したモデルで、ガソリンより低価格で経済性に優れたLPGでの走行ができる45.5L(充填可能容量38.6L)のLPGタンクに加え、ベース車と同じガソリン用燃料タンクも備えているため、LPGガススタンドの無い地域へも安心して走行することができ、LPGのみを使用するタクシー車より有利となっている。
「NV200バネットタクシー」、「NV200バネットタクシー LPGバイフューエル」は、ともにユニバーサルデザインタクシーとして、年齢を問わず幅広い乗客が長時間、快適に移動できることを目指し。広く、ゆとりのある後席や乗客の乗り降りがしやすくなっている。
なお「NV200バネットタクシー LPGバイフューエル」のLPGシステムはHKS製で持込み登録車となり、オーテックジャパン扱いとなる。