日産 インフィニティQX30をLAショーと広州国際モーターショーでワールドプレミア

INFINITI_QX30
日産は2015年11月18日、インフィニティ・ブランドの新しいプレミアム・アクティブ・クロスオーバーである「QX30」を2015年ロサンゼルスオートショー(11月20日~29日開催)と、広州国際モーターショー(11月23日~29日開催)にて世界初公開すると発表した。

新しいターゲットに向けてデザインされたQX30の外観は力強さを明確に表現する。同車がインフィニティの新しいプレミアムコンパクトのラインアップに加わることにより、インフィニティはグローバル市場での成長を加速させることを狙っている。

QX30は2015年3月のジュネーブショーに出展されたコンセプトカーの「QX30コンセプト」において表現された力強くエレガントなデザインランゲージを忠実に継承。またデザインに重点をおいた商品開発は彫刻的なエクステリアデザイン、ユニークなクロスオーバーのスタンス、さらには非対称のインテリアデザインを実現している。

こうしたデザインの魅力に加えて、同車は高いシートポジションや優れたハンドリング、インテリジェントな4輪駆動システムを採用することにより、街中や郊外路など、いかなる運転シーンにも適したクルマを目指して開発された。

インフィニティ・モーターカンパニーのローランド・クルーガー社長は、「QX30をアクティブクロスオーバーセグメントに投入することにより、当社はインフィニティのラインアップをさらに拡充しました。好調な販売による記録的な成長が示すように、商品力の強化はグローバル市場におけるインフィニティのポジションをさらに強固なものにします」と述べた。

広州国際モーターショーに向けて用意されたリリースによると、エンジンはガソリンが3種類、ディーゼルが2種類の計5機種を用意。最高出力は107psから208psと、用途に応じてチューニングされている。もっとも効率に優れるのが1.5Lのターボディーゼルで、208psを発揮する2.0Lの直噴ガソリンターボはスポーティな仕様に限って搭載される。インフィニティQX30は、2016年半ばより世界各国で発売される予定だ。

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