日産自動車は、2012年8月28日新型ノートを9月3日より発売すると発表した。1.2Lエンジン+スーパーチャージャー（NAあり）を搭載するグローバルコンパクトカーで、国内でも最量販モデル車種として販売していく。
新型ノートは製造を担当する新会社、日産自動車九州で発表披露会が行われた。新型ノートは日産・追浜工場から九州へ移管され、今年度は10万台突破を目指している。日産自動車九州では生産車種の追加により、2012年度の生産台数を過去最高の57万台となる見込みで、志賀俊之COOは記者会見で「東アジアとの連携を深めて、九州の生産能力を生かす」と話している。
また、新型ノートの月販目標は1万台で、先に発売された新型セレナS-ハイブリッドと合わせて、日産の量販基幹車種として販売していくと説明した。また、欧州モデルは2013年から英国のサンダーランドでの生産が開始されることになっている。
↑↑九州の生産ラインでは溶接行程を400台のロボットがおこない、出荷最終確認はスタッフによる目視も行われる
新型ノートにはすでに既報しているように、1.2Lのエコ・スーパーチャージャーとNA（自然吸気）エンジンの2種類が用意され、燃費性能（JC08モード）は25.2km/Lでクラストップの省燃費を実現している。価格は124万9500円〜155万7150円。
