2012年7月17日、日産はエクストレイルに特別仕様車「20Stt」、「20Xtt」を設定し、同日から発売すると発表した。今回設定されたエクストレイルの特別仕様車は「20Stt」(4WD)、「20Xtt」(2WD/4WD)の2機種。これ以外にもクリーンディーゼル・エンジン搭載の「20GT」の仕様を向上させている。
エクストレイル20Sttは、インテリジェントキーやイモビライザー、フロントバンパー組込みハロゲンフォグランプ、ASCD(オートスピードコントロール装置)などを標準装備とし、利便性や快適性をさらに向上。
エクストレイル20Xttは、ASCDとフロントバンパー組込みハロゲンフォグランプに加えて、キセノンヘッドランプや18インチタイヤ、アルミホイールも標準装備とし、一段と精悍なエクステリアとしている。
日産の次世代クリーンディーゼル搭載のエクストレイル20GT」には、要望が多かった防水シートや全席ヒーター付シート(後席中央を除く)に加え、後部座席のリラックスヘッドレストを標準装備としている。また、今回の特別仕様車の発売に合わせて、エクストレイルのグレード体系を一部見直しも行っている。
エクストレイルの一部グレードは減税措置により、自動車取得税と自動車重量税が50%減税または免税となり、エコカー補助金対象車となる。もちろん「20GT」は、クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金対象車となっている。
またオーテックジャパンは、今回発売されたエクストレイル 20Xttをベース車とした特別仕様車「エクストリーマーX」を追加設定し7月17日に発売した。
オーテックジャパンのエクストレイル特別仕様車「エクストリーマーX」は、エクストレイルのタフギアのイメージをより強調したモデルで、主にオフロード走行時などに車体下部を保護し、SUVとしての存在感・重厚感をさらに高めるフロントオーバーライダーやアンダーカバー、専用の大型フォグランプなどの外装パーツを特別装備したモデルで、今回新たに発売された「20Xtt」(4WDのみ)をベースに、「エクストリーマーX」を追加設定した。
同時にクリーンディーゼル「20GT エクストリーマーX」は、防水シートや全席ヒーター付シート(後席中央を除く)、後部座席のリラックスヘッドレストを、ベース車と同様に標準装備した。