日産自動車は2012年7月16日横浜の大桟橋で新型ノートのワールドプレミアイベントを行い、世界初公開した。発売は本年9月。
クラストップレベルの低燃費を掲げ、新設計されたデザイン、エンジンとともに新型ノートがデビューする。力強くエッジの効いたエクステリアデザインは躍動感あるダイナミックなもの。インテリアはキャビンフォワードされ、室内は広く、期待値を大きく上回る室内空間になっている。
新型ノートには新開発の直噴スーパーチャージャー付き1.2L 3気筒HR12DDR型とNAエンジンの同じく1.2L 3気筒HR12DEの2基が用意される。HR12DDR型はミラーサイクル運転をしつつスーパーチャージャーで過給を行い、高い応答性と低速からのトルクを得て1.5L並みの力強さと気持ちの良い走りができるという。トランスミッションは全車副変速機付きCVT。JC08モードは25.2km/Lでハイブリッド車を除き1.0L以上のクラスでは、トップの低燃費だ。
新型ノートは従来のノートそしてティーダのユーザーをカバーするモデルとし、より上質で高級感を求めるユーザーのために「メダリスト」を設定する。質感の高いスエード調クロスと合皮のコンビシート、コンパクトクラス初となるアラウンドビューモニターなどプレミアムな価値と先進装備が標準となっている。
HR12DDR型を搭載した新型ノートは「環境対応車普及促進税制（エコカー減税）」により、自動車取得税と自動車重量税が免税となる。なお、国内向けノートは日産自動車九州で生産され、2013年から発売される欧州向けは、英国サンダーランド工場で生産される計画だ。車両価格、ディメンション等詳細は未発表。
