日産自動車は2012年3月8日、スズキよりOEM供給を受けている軽乗用車の「ルークス」の仕様を一部向上し、同日より発売した。またオーテックジャパンでもルークスの変更に伴い、そのハイウェイスターシリーズをベースとする「アーバンセレクション」の仕様を向上させている。
ルークスは2009年12月の発売以来、広い室内空間や洗練されたデザイン、乗り降りしやすい後席両側スライドドアなどでが評価されてきた。
今回はOEM供給を受けているスズキのパレットが2月27日に改良されたことに伴う変更で、エンジン制御を見直して燃料カットをする時間を長くしたほか、低粘度のCVTオイルを採用してCVT内のフリクションを低減。燃料消費を減らしたことで、2WDのNAエンジン車のJC08モード燃費を20.2から20.8km/Lに向上させている。これにより環境対応車普及促進税制による減税措置に適合し、自動車取得税と自動車重量税が75%減税されることになった。メーカー希望小売価格(消費税込み)は以下の通り。
また日産自動車の関連会社であるオーテックジャパンではルークスにタイミングを合わせて、ハイウェイスターシリーズに「アーバンセレクション」を継続設定。3月8日より仕様を一部向上して発売した。このアーバンセレクションは、高機能HDDナビゲーションシステムやイルミネーションパーツなどを装備したプレミアムモデルだ。今回の仕様変更で燃費が向上し、2WDのNAエンジン車は取得税と重量税が75%減税される対象になった。メーカー希望小売価格(消費税込み)は以下の通り。