三菱は、Android Autoに対応するスマートフォン用アプリ「電動車両サポート」のデモ版を開発し、2016年9月29日から10月16日までフランスで開催されるパリモーターショーでお披露目する。
このアプリは、簡単な操作で安全に自車位置付近の充電スポットを検索し、Android Auto対応ディスプレイオーディオを搭載したナビにワンタッチで表示。ナビゲーションすることが可能となる。最大のメリットは従来の車載ナビゲーションと異なり、ナビのデータを更新する必要がなく、つねに最新の情報を検索することができることにある。
今回公開されるのはデモ版だが、前述のAndroid Auto対応ディスプレイオーディオを搭載する「アウトランダーPHEV」などで利用できるように開発中とのことだ。
なお、三菱はすでに欧州のほか複数地域のパートナーと充電スポット情報に関する協議を進めており、順次Google Playを通じてリリースする予定だという。また、今後もパートナー企業と連携し、車内利用に適したオリジナルアプリの開発を進めていくという。
編:ナビゲーション機能の進化は、スマホとの連携は必須になる。表示されるデータは地図情報も含めオンタイムで「Now」なものへと変わるだろう。