2014年6月23日、三菱自動車は、タイ~カンボジアで開催される、「アジアクロスカントリーラリー2014」へ出場するチームへアウトランダーPHEVの競技車両制作など技術支援を行なうと発表した。
ミツビシは、同イベントに参戦するラリーチーム「ツーアンドフォーモータースポーツ」に対して、アウトランダーPHEVの競技車両製作(4WD電気自動車クラス)及び、ラリー期間中のエンジニア派遣などの技術支援を行なう。このラリーを通じて得られたデータやノウハウは、今後の開発にフィードバックされるという。
アジアクロスカントリーラリー2014は、今年で19回目を迎えるイベントで、8月9日~15日に開催される。タイのビーチリゾートであるパタヤをセレモニースタートして、12日にはカンボジアに入国。世界遺産のアンコールワットを通過し、15日にカンボジアの首都プノンペンにゴールする。総走行距離は2200km、コースは山岳部、密林地帯、泥濘路、川渡りなどバラエティに富む。
アウトランダーPHEVの競技車両は、競技専用サスペンションの採用や取り付け部の加工などにより車高をアップ。車両運動統合制御システム「S-AWC」の制御を競技向けにセッティングし、トラクション性能を高める。