三菱自動車は2021年8月26日、軽商用車「ミニキャブ トラック」の安全装備を充実させるなど一部改良して発売しました。なお「ミニキャブ トラック」はスズキ・キャリイのOEMモデルです。
今回の一部改良では、上級グレード「G」のみに標準装備されていた先進安全装備「e-Assist」を「みのり」にも標準装備し安全性を強化。サポカーSワイドの対象としています。
また農業用途として好評の「みのり」に、新しく3速AT車を設定。先進安全装備「e-Assist」の標準装備化の他に、強化リヤサスペンション(4枚リーフスプリング)などを採用するなど装備を充実化しています。
デフロック非装着車にはぬかるみ脱出アシスト(ブレーキLSDトラクションコントロール)を標準装備し、泥濘路などでの脱出性を向上させています(5速MT車を除く)。
さらに従来は「G」のみに標準装備としていたアクティブスタビリティコントロール(ASC)を全グレードに標準装備とし、横滑りを抑え、タイヤの空転を防止することで、走行時の車両安定性を向上させています。
坂道でブレーキペダルからアクセルペダルに踏み替える時、自動でブレーキを最大約2秒間キープするヒルスタートアシストも追加(「M」(5速MT車)除く)。また周囲の明るさに合わせて自動でヘッドライトを点灯・消灯するオートライトコントロールを全グレードに標準装備化しています。
エクステリアでは、従来は「G」のみに採用されていたメッキフロントガーニッシュを全グレードに標準採用しています。