三菱 エクリプスの名が新型SUVに与えられて復活

三菱は、2017年3月7日から19日までの期間にスイスで開催されるジュネーブ国際モーターショーで、世界初披露する新型コンパクトSUVの車名を「エクリプス クロス」に決定したことを発表した。

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「エクリプス」。この名前に懐かしさを覚える自動車ファンは多いことだろう。エクリプスは、三菱がかつて北米を中心に販売していた2ドアスペシャリティクーペで、初代は1989年に誕生。日本へも導入されており、4WDスペシャリティとして話題を集めた。1994年に登場した2代目は、初代のリトラクタブルヘッドライトが廃止され日本仕様はFFのみとなっている。

北米では1999年に3代目へと移行したが、日本には導入されなかった。しかし、2004年にオープンモデルのスパイダーが左ハンドルのまま日本国内で販売された。その後、北米では4代目まで販売されたが、2012年に生産を終了している。

今回、このエクリプスの名が与えられた理由は新型コンパクトSUVのスタイリングによる。ジュネーブショーでワールドプレミアされる新型SUVは、クーペスタイルを採用。そのため、北米を中心に人気を集めた往年のスペシャリティクーペの名前を復活させ、クロスオーバーの略である「クロス」を組み合わせたのだ。

「エクリプス」は天文現象の「日食」を意味する英語。スタイリッシュなクーペと機動力が高いSUVを融合させた躍動感のあるフォルムは、皆既日食の際に観測されるダイヤモンドリングのように、人々の心を刺激。加えて新開発の高彩度レッドも同様に、皆既日食のプロミネンスのような鮮明な印象を与える。そんな想いを込めてネーミングしたと、三菱は説明する。

なお、同社はスペシャルサイトを開設し、ジュネーブショーに関する情報を発信している。

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