三菱 2017年8月度の生産・販売・輸出実績を発表

三菱は2017年9月28日、2017年8月度の生産・販売・輸出実績を発表した。

8月の国内生産の実績は40,114台。この数字は前年比では127.5%となり、5月以来4カ月連続で増加傾向が続いている。

そしてさらに前年比で大きな増加を見せるたのが海外生産。生産台数49,723台は、前年比で見るとじつに152.7%に達する。

国別で見ると、生産台数の規模としては7,642台とそれほど多くはないが、これは前年比323.1%。現状での絶対台数の少なさは、逆に言えば伸び代の大きさが期待できるということでもある。今後のさらなる伸びが予想される。

海外生産に引っ張られる形で、総生産合計も89,837台と、9万台の一歩手前にまで達している。これは前年比140.3%となる数字だ。

生産台数の伸びは、当然のことだが販売台数に裏打ちされている。国内での登録車の販売台数は、相変わらずデリカD:5やRVR、アウトランダーの好調に支えられ、2,376台で前年比は145.1%。

軽自動車は販売台数が3,547台で、前年比は105%と微増となった。eKワゴン・eKカスタムの勢いが幾分落ちてきたことは否めないが、それでも4〜8月の年度累計では前年比175.9%を記録している。

輸出出荷は8月は25,252台だった。これは前年比では97.9%で、やや減少。従来アジア向けに輸出されていたのが現地生産へと切り替わってきているのに加え、北米向けが減りつつあることが数字に現れた結果と見ていいだろう。

三菱 2017年8月 2017年1〜8月 生産、販売、輸出実績

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