三菱 2017年7月度の生産・販売・輸出実績を発表

三菱は2017年8月30日、2017年7月度の生産・販売・輸出実績を発表した。

7月の生産台数に関しては、国内生産にしても海外生産にしても上り調子が続いている。国内生産台数は45,724台で、これは前年比で110.5%。4〜7月の年度累計でも163,642台は115.8%となり、まさに堅調ぶりを示している。

中国やタイなどのアジア地域での生産台数が増加していることから、海外生産台数はさらに伸びが大きい。7月単月の52,992台は前年比で127.5%。4〜7月の年度累計でも1〜7月の暦年累計でも、前年比を110%以上上回った。

国内と海外を合計すると、7月の販売台数は98,716台。10万台まであと一息という数字となっている。

国内販売も基本的に好調を続けている。7月の合計販売台数は7,079台で、これだけを見ても前年比111.2%と悪くない数字を出しているが、やはり目立つのは、そのうちの4,316台を占める軽自動車だ。7月単月の前年比は116.3%。4〜7月の年度累計では15,379台、前年比207.9%を販売している。

売れ筋となっているのは相変わらず「eKワゴン・eKカスタム」。軽自動車の販売台数の半数近くにあたる2,032台はこのモデルによるもので、これに「eKスペース」の1,075台、「デリカD:2」の597台が続く。

登録車の7月の販売台数は2,763台。軽自動車に比べると規模は小さくなるが、それでも前年比は104.2%とあくまでも増加傾向を見せていて、堅実に売り上げを伸ばしている。こちらの売れ筋は「デリカD:5」で、1,080台は前年比114.4%。「アウトランダー」はPHEVも合わせると512台を販売した。

輸出出荷の合計27,917台は、前年比88.2%の前月をさらに下回る83.7%。2016年4月以来、16カ月連続で前年比減となった。

三菱 2017年7月度 生産・販売・輸出実績

COTY
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