「キッザニア」は、メキシコのKZM社によって開発された、3歳から15歳までのこども達を主な対象とした職業・社会体験施設。日本では東京と甲子園の2カ所にブランチを持ち、60以上の実在する企業がパビリオンを出展するリアルな街並みの中で、約100種類の職業・社会体験をすることができるようになっている。
三菱は、こども達に自動車の運転や自動車業界に興味を持ってもらったり、自動車の社会的役割を知ってもらったりすることを目的として、2006年10月に「キッザニア東京」、2009年3月に「キッザニア甲子園」にパビリオンを出展している。
三菱が出展しているのは「運転免許試験場」と「カーデザインスタジオ」という2つのパビリオン。そしてこの度、キッザニア東京の両パビリオンがリニューアルされることになり、2017年6月30日に新たな装いでオープンする。
「運転免許試験場」では、新たにドライビングシミュレーターが導入された。これはこども達が楽しみながら、安全な運転方法や、交通ルールを身につける教習が受けられるようにするのが目的。A・B・Cの3コースで挑戦することができ、Aコースを修了すると運転免許証が発行されます。
またBコースでは、緊急車両の対応も学びつつ運転技術を磨くことができ、Cコースは高速道路とトンネルを走る練習をしながら、景色を楽しめるようになっている。
「カーデザインスタジオ」のスペースは、より創造力をかきたてるよう、デザインオフィスのイメージに改装された。そして三菱でも実際に使用している粘土を使って、デザイン画を見ながら、自動車の形をデザインする仕事が体験できるようになっている。
三菱は、こうしたパビリオンによって、こども達が社会生活の中で必要な協調性や積極性、コミュニケーション能力など生きる力を身につけることを期待している。
キッザニア東京の詳細やアクセス等についてはキッザニア東京オフィシャルサイトを参照。