三菱は、岡崎地区の技術センター内にある展示施設「三菱オートギャラリー」を全面的にリニューアルし、2017年6月22日よりオープンする。
「三菱オートギャラリー」は、“往年の名車”や競技参戦車、エンジンなどを展示する施設として1989年に開設。地元の小学生をはじめ、国内外の多くの人々が来館している。
今回のリニューアルでは、展示スペースを再編。「三菱の自動車のはじまり」「時代を駆け抜けた車たち」「極限に挑戦した車たち」という三つのゾーンに分けられた。喫茶スペース「マグカフェ」も新たに設けられている。
主な展示内容としては、まず「三菱の自動車のはじまり」ゾーンでは、日本初の量産乗用車として誕生した「三菱A型」が展示されているのが目を惹く。その他にも、後の自動車生産の基盤となる三輪車やスクーターなどを見ることができる。
「時代を駆け抜けた車たち」ゾーンは、高度経済成長期を経て世の中が豊かになった頃のクルマたちが主役となっている。展示されているのは、個性的でスポーティなモデルへの要望が高まる中で登場した「ギャランGTO」をはじめとする、GT・スペシャリティーカーなどだ。
また3つめの「極限に挑戦した車たち」ゾーンでは、第1回日本グランプリ自動車レースや、パリ・ダカールラリーへの参戦などで「ラリーの三菱」の名を世界に刻むことになる、挑戦の歴史を紹介している。
三菱オートギャラリー 概要
名称:三菱オートギャラリー
所在地:愛知県岡崎市橋目町字中新切1番地(技術センター内技術本館1F)
開館時間:月〜金 8:15〜17:15(12:30〜13:30を除く)※要予約
休館日:土・日曜日および当社休業日(夏季連休・冬季連休等)
入場料:無料
予約・問い合わせ先:0564-32-5203