三菱自動車が2022年3月19日、同社が技術支援する「チーム三菱ラリーアート」が2022年8月6日〜12日に開催される予定のアジアクロスカントリーラリーに、世界戦略車の1トン・ピックアップトラック「トライトン」で参戦すると発表した。
「チーム三菱ラリーアート」はタント・スポーツ(タイ)が運営するプライベートチームで、2002〜2003年にダカールラリーを2連覇した三菱自動車の増岡浩が総監督を務める。
アジアクロスカントリーラリーは、国際自動車連盟が公認するクロスカントリーラリーで、タイを主な舞台とし、アセアン特有の高温多湿な気候と山岳や密林を中心とした過酷なオフロードを舞台に競われる。三菱自動車はこのラリーを通じて得た技術情報をクルマづくりにフィードバックすることにしている。
「チーム三菱ラリーアート」の増岡浩総監督は、「三菱は長年にわたり世界ラリー選手権やダカールラリーなどに参戦し、それぞれで頂点を極め、どんな天候や道でも安心して楽しめる三菱自動車らしい走りを実現させてきました。今回の技術支援という形でのアジアクロスカントリーラリーへの挑戦は、アセアンでの主力商品であるピックアップトラックやクロスカントリーSUVの商品強化に繋がる活動です。ファンの皆様のご期待に沿えるよう、しっかりと準備をすすめてまいりますのでご期待下さい」とコメントしている。