2012年7月4日、三菱自動車は、高級セダン「プラウディア」と最高級セダン「ディグニティ」を、7月26日から発売を開始すると発表した。
「プラウディア」は、2.5Lエンジンを搭載した「250」、「250VIP」、3.7Lエンジンを搭載した「370VIP」、「370 4WD」の4グレード構成で、パーソナルユースからビジネスユースまで対応できるようにしている。
ボディカラーは、スーパーブラック、ブリリアントシルバー、クリスタルホワイトパール(有料色)、ディープブロンズ(有料色)の4色をラインアップ。内装色は、「250」「250VIP」「370 4WD」ではブラック、「370VIP」ではブラウン。またインテリアのシート生地は「250」、「370 4WD」は柔らかな手触りの合成皮革、ネオソフィールR/ジャカード織物を採用し、「250VIP」は手触りのよい本革表皮、「370VIP」は柔らかくより上質なセミアニリン本革としている。また、「370VIP」は、職人の丹念な手作業による銀粉本木目を採用している。
「ディグニティ」は3.5Lエンジン、高性能モーター、リチウムイオンバッテリーで構成される1モーター、2クラッチ式のハイブリッドシステムを採用した「VIP」のみを設定。ボディカラーは、スーパーブラック、ブリリアントシルバー、クリスタルホワイトパール(有料色)の3色をラインアップする。
3mを超えるロングホイールベースにより、クラストップレベルの後席空間を確保。リヤパワーリクライニングシート、リヤセンターアームレスト内蔵コントロールスイッチ、BOSE 5.1chサラウンド・サウンド付リヤプライベートシアターシステム、フロントシートヘッドレスト一体型7インチワイドディスプレイ、リヤ電動サンシェード、リヤドアサンシェード、後席読書灯など、リヤ席を重視したVIP向け装備としている。
「プラウディア」、「ディグニティ」は、日産自動車からOEM供給受けするモデルで、三菱セダンのラインアップの頂点に位置するモデルとなる。