【三菱ふそうトラック・バス】 国内自動車メーカー初、「ISO/TS16949」を取得

三菱ふそうは、品質マネジメントシステムについての国際的な自動車産業セクター規格である「ISO/TS16949」の認証を2011年4月1日付けで取得した。

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完成車生産プロセスとして同認証の取得は、国内自動車メーカーとしては初めてである。

「ISO/TS16949」とは、品質マネジメントシステム「ISO 9001」をベースに自動車産業における自動車部品のグローバル調達基準を満たすための非常に厳しい要求事項を付加した品質マネジメントシステム規格である。

顧客志向の観点からユーザーが満足する製品やサービスを提供することを目的とし、サプライチェーン(製造した商品がユーザーに届くまで一連の流れ)での不具合予防や、ばらつき、無駄を無くすことに重点を置いている。

同認証の対象は、川崎工場/技術センター、中津工場、喜連川研究所、厚木部品センター、扇島ロジスティクセンターの全事業所(除く:地域販売部門)で、トラックの完成車組立て、並びにトラック、バスの商用車用エンジン、トランスミッション及びアクスルの製造が認証適用範囲となっている。

三菱ふそうは、品質管理・保証体制強化を最重要事項に位置づけており、2006年3月には国際規格である品質マネジメントシステム「ISO9001:2000」を取得し、品質管理プロセスの見直しや品質部門の人員を大幅に増強し、品質管理・保証体制の強化に取り組んできたとのことだ。それに続きユーザーが満足する製品、サービスのさらなる追求を行う中で、品質管理・保証体制の強化など継続的な改善に取り組み、「ISO/TS16949」の認証を取得したようだ。

また今後もより一層ユーザーの満足が得られるように、既存の体制を充実・強化し、三菱ふそうグループや関連会社だけでなく、サプライチェーン(製造した商品がユーザーに届くまで一連の流れ)全体の品質管理・保証体制の高いレベルを目指したさらなる改善・強化に取り組むとのことだ。

三菱ふそう公式Web

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