三菱ふそうトラック・バスは、北米市場にて小型トラック「新型キャンター」の発売を開始した。
2010年11月に日本国内で発売を開始した新型キャンターを2011年3月8日、米国インディアナ州インディアナポリスで開催された「The Work Truck Show」にて初公開した。
新型キャンターは軽量、高効率で低燃費を特徴とする排気量3Lの新開発4P10型ディーゼルエンジンを搭載し、ダイムラーグループのメルセデス・ベンツと同じブルーテック・システムを採用し、トラックでは世界初となるデュアルクラッチ式トランスミッションのデュオニックを搭載している。また内外装を一新するとともにフレーム、サスペンション、ブレーキシステムなどの改良も行い、軽量化および安全性を向上させている。
三菱ふそうトラック・バスは、新型キャンターの発売を北米に続き、2011年末までに欧州、オーストラリアなど他の海外市場へ展開する予定。 2012年には、さらに40以上の海外市場に導入するということだ。