レクサスは2022年7月21日、スポーツセダン「IS」に、アメリカ市場でラインアップしているV型8気筒5.0Lエンジンを搭載した「IS500 F SPORT Performance」を国内導入することを発表した。
ISシリーズは、これまで2.0Lターボ・エンジンを搭載するIS 300、V6・3.5Lエンジンを搭載するIS 350、2.5Lエンジン+ハイブリッドを搭載するIS 300hというラインアップであったが、北米仕様に設定されていたV8・5.0Lエンジン・モデルを加えることになる。
そしてこのIS 500にはパワートレインを強化したパフォーマンスモデルとして「F SPORT Performance」パッケージを新規設定している。
このV8・5.0Lエンジンはヤマハが設計した高回転型自然吸気エンジンで、最高出力481ps/535Nmを発生する。
IS 500はAVSやEPSを専用チューニングし、リヤ・ボディにパフォーマンスダンパーを追加することで、乗り心地と操縦安定性を両立させている。また、ブレーキはフロントに356mm、リヤに323mmの大径ブレーキーローターを採用することで、動力性能に見合った制動力を確保している。
なお、日本国内導入にあたり、500台限定の特別仕様車“F SPORT Performance First Edition”抽選販売する。抽選の申し込みは、8月25日〜9月15日まで販売店で受付し、9月下旬より順次商談を開始する。また、IS500の通常モデルの販売は今冬以降が予定されている。