2013年9月3日、VWジャパンはコンパクトSUV「ティグアン」の仕様を一部変更し、同日から発売を開始したと発表した。
「ティグアン」は2008年9月にVW初のコンパクトSUVとしてデビューし、運転のしやすいボディサイズや、高いアイポイント、洗練された都会的なデザインなどが評価され、今年7月末までの4年10カ月間に、累計で1万1000台以上を販売している。 当初より導入された優れたオフロード性能を持つ4WDモデルは、スポーツモデルである「R」シリーズの系譜を受け継いだ“R-Line”をラインアップ。また2012年11月にはFFモデルの「ティグアン TSI ブルーモーションテクノロジー」追加された。
今回の仕様変更にあたり、FFモデルの「ティグアン TSI ブルーモーションテクノロジー」は、1.4 TSIエンジンの出力を10ps向上させながら、JC08モード燃費は14.6km/lと、従来と同じ低燃費を維持している。エコカー減税についても、引き続き75%減税が適用される。
一方、4WDモデルの「ティグアン2.0 TSI R-Line 4MOTION」は、純正ナビゲーションシステム「712SDCW」、パドルシフト、フルカラーマルチファンクションインジケーターを標準装備とし、さらにレーンアシストやパークアシストなど最新の運転支援装備をパッケージ化したアップグレードパッケージをオプション設定している。
価格は、この仕様向上にも関わらず「ティグアン TSI ブルーモーションテクノロジー」は345万円と据え置き、「ティグアン2.0 TSI R-Line 4MOTION」は456万円、オプションのアップグレードパッケージの価格は48.3万円としている。