2013年11月13日、フォルクスワーゲンは世界限定3500台の「ザ・ビートル・レーサー」を、11月23日(土)から一般公開の東京モーターショーに出品すると発表した。また専用ウェブサイトで、国内販売に向けた購入希望申込みの受付も開始している。国内販売台数は100台、価格は394万円。納車は2014年3月を予定している。
ザ・ビートル・レーサーは海外では「ザ・ビートル・GSR」というネーミングで販売されるが、この「GSR」とはドイツ語で「Gelb-Schwarze Renner(イエロー/ブラックレーサーの意)」の頭文字をとったもの。起源は1973年に発売されたビートル1303SをベースにしたGSRにある。今回、40年ぶりに復活したことになるが、日本ではより分かりやすい呼称として「ザ・ビートル・レーサー」と名付けられている。
ザ・ビートル・レーサーはサターンイエローのボディにブラックの太いストライプを大胆にあしらったエクステリアが特徴。ホイールは標準から3インチアップの19インチ、タイヤは235/40Rとなる。エンジンはザ・ビートル・ターボと同じ2.0リッターTSIエンジンを搭載し、ミッションは6速DSGが採用される。
なお何番目の生産かを示すシリアルナンバーが刻印されたプレートがステアリングホイールに入る。
■ザ・ビートル・レーサー主要諸元&価格