2013年10月8日、VWジャパンは、「ザ・ビートル」のスポーツモデルとして、ついに「ザ・ビートル・ターボ」を追加導入し、同日から発売したと発表した。価格は348万円で、ボディカラーは、「ザ・ビートル・ターボ」専用のリーフブルーメタリックを含む全7色。
「ザ・ビートル・ターボ」は、ノーマルの「ザ・ビートル」に搭載する1.2TSIエンジンより100ps以上もパワーが上回る211psの2.0L・4気筒TSIエンジンを搭載。専用エクステリアパーツやインテリアなどにもこだわった「ザ・ビートル」シリーズでは初となる本格的なスポーツモデルだ。
走る楽しさとクルマで遊ぶ楽しさを両立させた「ザ・ビートル・ターボ」は、その大きな特徴のひとつであるパワートレインに、先代のゴルフGTIと同じ211ps、6速DSGトランスミッションを搭載。タイヤは大径の235/45R18タイヤとアルミホイールを装着。その5本スポークの間から見えるレッドブレーキキャリパー、大型のリヤスポイラーなど、まさに「ザ・ビートルのGTI」と言える存在で、「ザ・ビートル」のキャッチコピーである「やりたいこと、やろう!」をストレートに表現したモデルとなっている。
サスペンションは、リヤがノーマルのザ・ビートルのトーションビーム式とは異なりパフォーマンス・サスペンション、つまり4リンクサスペンションが採用され、もちろん前後ともにスポーツ仕様のセッティングになってる。
また、ナビゲーションシステムは、メーカー純正の「712SDCW」を標準装備。さらにセットオプションの「Coolsterパッケージ」を選択すると、ダッシュボード上の中央部分に油温計、ストップウォッチ、ブースト計がひとつのハウジングに収納された3連メーターとLEDポジションランプ付きバイキセノンヘッドライト、ダークティンテッドガラス(左右リヤガラス)が追加装備される。