フォルクスワーゲン ジャパンは2024年7月3日、最新技術を採用するなどマイナーチェンジを受けたBセグメントコンパクトSUVの「T-Cross(ティークロス)」の予約注文受付を7月6日から開始すると発表した。
T-Crossは、2019年にヨーロッパでデビューしてから5年で全世界累計販売台数が120万台を超えるコンパクトSUVのベストセラーモデルの一つだ。日本では2019年11月から受注を開始しコンパクトなボディサイズ、カラフルなエクステリアや充実した安全装備で高い評価を受け、発売を開始した2020年から2022年まで3年連続で輸入SUVカテゴリーにおいて登録台数第1位を獲得している。
今回マイナーチェンジを受けたT-Crossは、全方位で進化。日本の道路事情に適したボディサイズや取回しの良さはそのままに、ライト類やバンパーのデザインを中心にエクステリアを刷新した。
また、T-Crossの特徴でもあるカラフルなボディカラーについては新色となるグレープイエロー、クリアブルーメタリック、キングズレッドメタリックを含めた全8色をラインアップ。ミドルグレードであるTSI Styleにはオプションで落ち着いたグレー基調のデザインパッケージ「ミストラル」を設定し、ポップなイメージのT-Crossにシックなイメージを付加し、選択肢を拡大させている。
インテリアはダッシュパッドにソフト素材を採用し、質感を向上。プレミアムサウンドシステムのビーツ・サウンドシステムや、フロントシートヒーターの採用により快適性を高めている。
先進装備としてはT-Cross初となるLEDマトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT”を搭載し、ライトの照射範囲の高度な自動制御によって夜間の安全な走行をサポート。また、全グレードで同一車線内全車速運転支援システム”Travel Assist”を標準装備としている。
グレードは、Travel Assistやレーンキープアシストシステムなど最新の運転支援システムを標準装備としたTSI Activeをエントリーグレードに設定し、LEDマトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT”や運転席/助手席のシートヒーターを標準装備したTSI Style、そして専用エクステリアを身に纏い、専用シートや18インチアルミホイールを装着したTSI R-Lineの3グレードを展開。
なお、T-Crossのデリバリーは9月下旬以降が予定されている。
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