フォルクスワーゲンは2024年12月27日、Bセグメントのコンパクトなハッチバック「ポロ」は1975年にデビューし、2025年に誕生50周年を迎える。
1975年以来、6世代にわたって2000万台以上を販売したポロは、特にヨーロッパに於いてこのクラスで最も成功したモデルのひとつだ。
フォルクスワーゲンは1970年代に大きな革新を行ない、1973年にパサート、1年後にゴルフ、1975年にポロを世に送り出した。Cセグメントのゴルフの1クラス下に位置するポロは、当時の新しいモデル・ファミリーの基盤を形成するモデルとなった。
1975年3月に発表されたこのコンパクトカーは、アウディ50をベースに開発をされた。アウディ50を更に改善したこのモデルは、ポロとしてヴォルフスブルク工場で量産され、Bセグメントのハッチバックに新風を吹き込んだ。
世代を重ねるごとに、ポロは進化を遂げてきた。1981年に発売されたポロ2では、スペース効率や快適性の向上、エンジンの近代化など、さまざまな改良が加えられた。
1987年には、限定シリーズのポロ・クーペGT G40には画期的なスクロール式スーパーチャージャー付きエンジンが搭載され、ハイパワー・モデルがあることをアピール。
1994年から販売された第3世代では、大幅な技術的革新が行なわれ、1998年にはポロは初めてGTIモデルを発売している。
2002年には大幅なサイズアップをした第4世代がデビュー。フロント&サイドエアバッグ、パワーステアリング、ABSを標準装備し、新たなレベルの快適性と安全性を実現。2009年からは、インフォテインメントシステムと運転支援システムが導入され、これまで以上に快適なドライビングが可能になっている。
2009年に登場したポロ5はモータースポーツでも活躍し、ポロR WRCでフォルクスワーゲンは2013年から4年連続で世界ラリー選手権(WRC)のタイトルを獲得し、高性能であることを実証した。
そして2017年に登場した第6世代は完全なMQBプラットフォームを採用しており、コネクティビティ、安全性、ドライビングダイナミクスの面で新たな基準を打ち立てた。
2021年の大幅なマイナーチェンジで、デジタル・コクピットを採用。他の車種では上位クラスでしか選択できないシステムや装備を採用し続けている。
フォルクスワーゲン・クラシック部は、ポロ50周年を記念して今後数ヶ月の間に自社コレクションから歴史的なモデルを展示する計画だ。2025年1月31日から2月2日まで開催されるブレーメン・クラシック・モーターショーでは、1975年製のオーシャニックブルーの初代ポロLと、1977年製のユニークなヒルクライム・ポロが出展される。